老後に備えるための貯金の目安とは

女性には周到な考え方を持っている人が多く、すぐに訪れるであろう結婚やはるか先にある老後のことを考えて貯金をしようと考えることも少なくない。その考えを持つことは賢明であるものの、実際には全く行えずにいる人もいるのが実情である。

多くの人が、毎月どの程度の貯金を作ったら良いのかがわからずに使い続けてしまっていることだろう。目安として月収のどの程度を資金として確保すれば良いかを知っておくことが大切である。月収をベースにして考えるのは生活の水準を維持するためだ。収入があまりない人の場合には、今の生活に費やす分を確保しないと生活に苦しんでしまうことになりかねない。

およその目安として知っておくと良いのが月収の2割。月収で20万円であれば4万円を貯金に回せれば優秀と考えておくと良いだろう。年間にするとボーナスも含めれば50万円程度になる。これが6年程度続けば300万円にもなるため、たとえ結婚をする際に男性がほとんど資金を持っていなかったとしても十分な蓄えになるのである。

2割を継続することができれば、十分に足しになるほどの資金を用意しておくことができるだろう。逆に将来的に何が起こるかわからないと考えると十分に蓄えがあった方が良いと考えるのが賢明である。しかし、独身の女性にとっては自分だけの時間を自由に使える期間は今だけであることも忘れてはならない。貯蓄も意識しつつ、本当にお金を使うべきときにはきちんと使うのが大切だ。